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国の来年度概算要求が出そろ時期で、新規事業を中心に把握するためと、先般林道を調査した中で林道整備の現在の目的等、また、震災後小規模事業者の方からのご相談もあり、支援策がないかどうか、さらに今後議論が深まるメモリアル施設の在り方について「東京都復興記念館」を視察いたしました。

林道整備については、それだけでなく森林の有する多面的機能の発揮向けて、現在地域住民と森林の関係が希薄化している背景をもとにして、山村における地域活動に支援することにポイントをおいていることがわかりました。行政任せではなく、この事業の趣旨を理解し取り組むことが重要と、先般の林道調査でいただいた課題に大変参考になりました。
中小企業・小規模事業者の政策については7つの柱を立てて取り組むとのことで特に参考になったのは、「小規模事業者に焦点を当てる」、「開業率10%を目指す」という2つの柱でした。まさに我が意を得た説明でした。中小企業の87%が小規模事業者で366万者あり、この方々に景気回復の実感をいきわたらせるという内容です。日本の開業率は2011年度4.5%、イギリス11.2%、アメリカ9.3%(2010年度)で、欧米並みにしていくためとのことでした。具体には、創業予備群の発掘からビジネスプランの作成支援、登録免許税の軽減、低利融資(基準金利―0.4%)、特に創業・事業承継のネックになっていた経営者保証に関するガイドライン策定とのことで、経営者本人による保証について法人の事業資産と経営者個人の資産が明確に分離されている等、一定の条件を満たす場合には保証を求めないこと等です。小規模事業者、創業予備群の方への告知が重要で、復興の推進になればと感じた次第です。
「東京都復興記念館」は、関東大震災90周年ということで知り視察しましたが、行ってみると「横網町公園」内にあり、呼び方も「被服廠跡」、「東京都慰霊堂」とも呼ばれており、公園内にこれら施設があること自体が歴史を物語っていました。それは、大正11年(1922年)当時東京市は陸軍被服廠(軍服や軍靴を製造する工場)の移転に伴い、跡地を買収し公園の造成を進め、その最中に発生したのが、よく12年9月1日の関東大震災でした。周辺の方々がこの被服廠跡に避難し、持ち出した家財道具に飛火し風速17mの強風に燃え広がり、多数の焼死者が出たところです。このことにより被災者の霊を供養するために「東京都慰霊堂」、復興事業を記念するため「東京都復興記念館」が公園内に建てられたわけです。目的であった記念館内には、震災の遺品、当時の状況を伝える絵画、写真、図表などが展示されていました。館内から外に出たときちょうど、公園内で休んでいる方、90周年ということで昔の遊びを紹介するコーナー、首都防災ウィーク会場にもなっており、地域の方々が日常的に利用されている様子がうかがえました。このことは単独のメモリアル施設をつくるという観点ではないということを感じた次第です。

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