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人口減少社会の到来で、地方創生が喫緊の課題で国も精力的に取り組んでいることから、特色ある取り組みを行っているところをインターネット等で調べた結果、この2つが印象に残り視察いたしました。

めっけもん広場は、第60回全国農業コンクール(平成23年度)で表彰されており、秋篠宮殿下も視察したところです。2000年11月オープン、運営主体は紀の里農業協同組合で年間来店者数約90万人、2013年には累計来店者数1000万人を突破、大阪府に近いことから約6割は県外客。年商は約24億円と驚きの数字です。出荷量、価格は農家の方が決め、売れ残りは農家が引き取る方式とのこと。地場産野菜や果物がメインですが他の提携JAより定期運航トラック便があるため野菜等を仕入れることができるとのことでした。直売所としては大きいほうだと思いますが、年商24億になるのかと疑問でしたが、最大の要因は毎日ぐらいにイベントを行っていることでした。フルーツホワイトデー・かんきつ重量当て大会・野菜ソムリエ講座・簡単八朔皮むき体験等、さらに話題性のあるコラボレーション企画で、近畿大学が研究開発した、養殖マグロや鴨などの食材を使い、「めっけ丼」と銘打ち、イートインコーナーでの発売、店内で自家製扮した米粉の販売、製パン業者とのコラボ企画など、とにかくイベントに力を入れていました。また、自治体とも協力し、学校給食への地場食材の導入、老人福祉施設等にも供給しているとのことでした。官界の視察は大いに参考になり、やはり売れる場所をいかに作るかというのがポイントと感じた次第で、結果、農家の方も工夫をするし運営側も努力し、相乗効果が出るのだと思いました。

真庭市は、岡山県の北部に位置し、北は鳥取県に接しています。9町村の合併により誕生し、人口48443人(2015年3月1日現在)、総面積は約828㎢で、岡山県の中では最大で、市内の森林面積は約79%と森林資源の豊富なまちです。バイオマス産業都市構想については、いにしえより木材を燃料とした「たたら製鉄」に始まり、西日本の木材需要を支える「製材業」など森林の恩恵を受けてきた土地柄が発端で、その資源を有効に使うにはどうするかとの視点があり、構想として出来上がったとのことでした。具体的には、バイオマス資源の地域内循環、地域内流通、そして国内クレジット事業を活用した様々な取り組みを通じて、地域を活性化させるとともに、循環型社会のモデルタウンとして社会に貢献していきたいと訴えていました。大きな特徴は、地元の民間事業者の方が、活動の主体となってスタートした点で、そこに行政や産学連携の仕組みが「協働」の形で参画し、体制が整備されてきたとのことでした。今後の展開については、次世代に継承していくために、行政と関係団体で、市民に対してのタウンミーティングや体験学習をおこない理解と関心を深めているとのことでした。そして更なるステージへ、①真庭発電事業②木質バイオマスリファイナリー③有機廃棄物資源化事業④産業観光拡大事業の4つのプロジェクトを中心に事業推進を行っていくとのことでした。素晴らしい取り組みであると感じましたが、森林資源の豊富さと昔ながらの産業があったればこそできた事業と思いますが、他の事業でも大事な点は、行政主導ではなく、地域との連携、民間主導、であると強く思った次第です。

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