市議会経済環境委員会 福岡県北九州市・長崎県佐世保市視察 2017年11月13日(月)~15日(水)

 15, 2017 19:00
北九州市はPCB処理事業所におけるPCB廃棄物の適正処理について、佐世保市はさせぼ四ヶ町商店街の取り組みについてとハウステンボス㈱の環境設備、付随するホテル「変なホテル」を調査しました。

▼PCB廃棄物の適正処理については、昭和43年カネミ油症事件に端を発し、昭和47年PCB製造中止、平成13年ストックホルム条約(・平成37年間での使用全廃・平成40年までの適正処分)の採択を受け、我が国もポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理に関する特別措置法(PCB特措法)の制定に伴い、国が中心になって国内5か所の処理施設を整備しその一つがここでした。この5か所は、高濃度PCB廃棄物処理ができる施設で、この他大阪・愛知県豊田・東京・北海道にあります。仙台の廃棄物は北海道で行っているとのことでした。課題としては、実態がすべて把握されてない点、助成制度はあるものの事業者負担の発声があるとのことで、国へ解決の要望をしているとのことでした。
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▲北九州市PCB処理事業所におけるPCB廃棄物の適正処理関係
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▼佐世保市させぼ四ヶ町商店街の取り組みについては、「きらきらフェスティバル」、YOSAKOIさせぼ祭り」に代表される市民参加型イベントによって商店街を活性化した「まちづくりの仕掛人」として全国的に有名な竹本理事長から直接お話を聞くことができました。最近では国のさまざまな省庁の委員も務めているとのことです。強調されていたのは、とにかく集客イベントを次々と行うこと。まずは自分たちの力で行い、自助・互助・公助の順序が大事ということでした。
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▲佐世保市 させぼ四ヶ町商店街の取り組み関係
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▼ハウステンボス㈱の環境設備については、「ハウステンボスバックアップシステム」と銘打ち、下水処理、共同溝、熱供給システム、コ・ジェネレーションシステム、ビルディングオートメーションのそれぞれ現場を見せていただきました。特に、共同溝は全長3.2km、電力、通信、熱供給、給排水など、街の営みに欠かせないあらゆる機能の動脈として、景観を損なうことなく、常に安全で快適な環境をバックアップし続けているとのことでした。また、場内の汚水は全て下水処理場へ集められ、高度処理を施した上で「中水」として、トイレの洗浄水、樹木、花への散水用の水として再利用され、さらに余った水は土壌浸透装置を通じて大地に浸透させ、海へは流さないとのことでした。園内には、長崎次世代エネルギーパーク テーマ館を常設し啓発にも努め、生態系を育てるレンガ舗装や石積みの水際、運河の水位を一定に保つ水門、運河や大村湾の環境を守る清掃船、分別された生ごみのコンポスト処理場への搬入、さらに馬糞・敷き藁、剪定くず、落ち葉を投入し発酵菌を加えてたい肥化し、場内の草花の土壌改良剤として有効利用しているとのことで、できることはすべてやるとの徹底した環境保全に努めていました。
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▲ハウステンボス㈱の環境設備関係
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▼「変なホテル」は荷物用のロッカー、フロント等ロボット化している状況でした。バーも無人化するとのことで、テレビのニュースでも取り上げられていました。
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▲ハウステンボスに付随するホテル「変なホテル」
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